9月入学 今ですか

 自民党の9月入学に関するワーキングチームは、「本年度来年度のような直近の導入は困難」とする提言案をまとめたということです。見送りの方向になるのではと思われますが、先日下村博文元文科大臣が9月入学導入をTVで訴えていました。言うまでもなく、大学入試に英語の民間試験や国語数学の記述式を導入しようとして、入試を混乱させた張本人です。何が狙いなのかと勘ぐってしまいました。考えすぎでしょうか。
 それでは、しんぶん赤旗日刊紙の記事を紹介します。

9月入学 今ですか・慎重な議論を求め 教育研究者ら会見・ネット署名賛同者
 新型コロナウイルスの影響による学校休校の長期化をうけ、政府が検討している「9月入学」について、教育研究者や子育て支援関係者らが26日、慎重な議論を求め文部科学省内で会見しました。「学校現場は大混乱にある」として、拙速な9月入学は導入しないよう求めました。
 会見には、インターネット署名「9月入学 本当に今ですか?」に賛同した学者らが出席。
 署名の発起人である日本大学の末冨芳(かおり)教授は「9月入学の議論自体は重要だ」としながらも、膨大なコストや年少世代の犠牲などのデメリットが大きすぎると指摘。「さまざまな立場の専門家が危機を認識している」「子どもや若者、教職員、保護者らの意見を尊重した合意形成が必要」だと話しました。
 教育コーディネーターの武田緑さんは、約1300人が回答した教職員アンケートでは「9月入学」に反対は53%、賛成は24%だったと紹介。休校による授業の遅れに対応するための履修内容の精選や入試の制度変更、教職員の増員、オンライン整備などの「急を要する検討が9月入学の議論があることで進まない」と語りました。
 子どもの貧困家庭へ支援をする「キッズドア」の渡辺由美子理事長は、コロナ災害による経済困窮で食べる物もないような家庭が急増するなかで「9月入学を議論する余裕はない」と語りました。

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